図書「パワー・エコロジー」 ― 2013年03月24日
北海道大学の東正剛先生の退職を記念して編集・出版された本である.私は東先生にはいろいろお世話になった一人であり,先生は恩人でもある.でもまあ,東先生に言わせれば,「おまえ(私)は田村さんの弟子だろう」といわれるだろう.
各記事はそれぞれ面白く,また大変だったろうなと思うような内容であったし,東先生も論文として発表するよう指導されている様子がよく分かった.が,それよりも東先生が書かれている著者紹介で「そうか,それで小林はアフリカに行ったのか」「菅原の南極はこんなわけがあったのか」など,その方が個人的には興味深かった(研究内容とは関係ないが).
学部生時代,恩師である田村先生も「頭はついていれば良い,まずは動け」「とにかくやってみろ」と同じようなことを言われていた.また,この研究室も実に様々な分野のテーマを扱わせてくれていた.「僕は専門じゃないから指導はできないけど,相談には乗るよ」と良く仰っていた.同じ坂上先生門下の影響があるのであろうか.
仮説・検証型の研究は重要だと分かっているが,個人的には発見型の研究が好きである.好きだから,新しい何かが発見できるというわけではないが.......できれば楽な方へ楽な方へと流れてしまう性格のため,これまで大したこともできていない.このような本を読むと,もう若者とは言えないまでも,やはり刺激を受ける.手元にはまとめなくてはいけないものがあるので,これをを言う気持ちが湧いてくる.まあ,この刺激をいつまで持続できるかが問題だが(とすでに,逃げを打っている....).
各記事はそれぞれ面白く,また大変だったろうなと思うような内容であったし,東先生も論文として発表するよう指導されている様子がよく分かった.が,それよりも東先生が書かれている著者紹介で「そうか,それで小林はアフリカに行ったのか」「菅原の南極はこんなわけがあったのか」など,その方が個人的には興味深かった(研究内容とは関係ないが).
学部生時代,恩師である田村先生も「頭はついていれば良い,まずは動け」「とにかくやってみろ」と同じようなことを言われていた.また,この研究室も実に様々な分野のテーマを扱わせてくれていた.「僕は専門じゃないから指導はできないけど,相談には乗るよ」と良く仰っていた.同じ坂上先生門下の影響があるのであろうか.
仮説・検証型の研究は重要だと分かっているが,個人的には発見型の研究が好きである.好きだから,新しい何かが発見できるというわけではないが.......できれば楽な方へ楽な方へと流れてしまう性格のため,これまで大したこともできていない.このような本を読むと,もう若者とは言えないまでも,やはり刺激を受ける.手元にはまとめなくてはいけないものがあるので,これをを言う気持ちが湧いてくる.まあ,この刺激をいつまで持続できるかが問題だが(とすでに,逃げを打っている....).