Two European species of Acerentomidae2016年09月24日

ZootaxaにヨーロッパのAcerentulus属2種を扱った論文が公表された.

Redescription of two European species of Acerentomidae (Protura)
belonging to the Italian fauna  by LORIS GALLI1,3, MATTEO CAPURRO2, FABIO COSTA1, GABRIELE DI STADIO1, ANTONIO SARÀ1 & MATTEO ZINNI1 in Zootaxa 4154 (3): 303–315

内容としては,Acerentulus apuliacusの南イタリア(Apulia, Basilicata)の新たな標本による再記載,とAcerentulus rusekiの南西イタリア,Liguria,からの標本を用いた再記載とPodolinella属への変更.

Gracilentulus, Podolinella, Tuxenidaia, Vidobonellaの区別は難しい.全部まとめて,Gracilentlulusで良いように思える.

この人たちの論文では,毛序の表の項目タイトル表記が間違っている.以前指摘したが,全く修正されていない.成長段階での刺毛の出現順に意味があるのに,それが分かっているのだろうか.

長瀞サンプルのソーティング2016年09月20日

今月9日に荒川沿い(哲学の道沿い)のクヌギやシデの林といえないくらいの場所のサンプル。大正時代?の絵図を見ると、キャンプ場とある場所か。それで河岸段丘の平坦地を利用したのか。

まだ最初の一瓶の半分くらいだが、予想以上に採れている。だが、皆小さい。本当に小さい。ただ、幼生にしては、体色は黄色でクチクラはしっかりしているように見える。成虫に思えるが、それにしても小さい。何だろうか。

ソーティングにはまだ少し時間がかかりそうだが、どんな種か気になる。小さいので検鏡するには苦労しそうだ。

Eosentomidaeの検鏡結果32016年08月20日

蓑山
E. sakura 
P. tuxeni
 1オス pseudoculus some weak spots がある?
 これまでもこのような個体を確認している。これは個体変異と考えるべきものか

滑沢
E. asahi  1mjのみ

黒岩登山道入口
E. sakura    

E. sakuraはやや低山地か.E. asahiはより高いところ.当たり前の結果か.

Eosentomidaeの検鏡結果22016年08月18日

以前採取した仏石山鍾乳洞周辺のサンプル

 E. inconditum と E. dubium
  同一地点のサンプルからの比較
  E. inconditum larger than E. dubium

 E. impar
  caput processusでいくつかのパターンが見られる
  変異というよりは、見え方の違いとみるべきであろう 

E. toiの出現を期待したが、採集できず。


科研費関係での採集2016年07月29日

科研費の関係で,6月に蓑山で,7月に滑沢と黒岩登山道入口で採集.

滑沢と黒岩は両日とも天候が良くなく、滑沢では小雨、黒岩では途中からやや強めの雨であったが、演習林の許可の関係で採集を実行。天候に関係なく採集できるのはメリットか。