Sugaentulusの形質 ― 2010年06月08日
ウクライナのS女史からの依頼で,Sugaentulusのタイプ標本を借りて(タイプ標本は国立科学博物館に保管されている),検鏡している.この属が設立された時より見るべき形質が増えているので,S女史も新属との区別点を明確にしたいための依頼である.
検鏡はまだ終わっていないが,頭部に付加毛があることやmaxillary palpusの感覚毛が刺毛型であること,体表の皮孔の分布などが明らかになった.S女史が新属としたい種とは違う点も見出された.ついでに,Wenyingiaの形質についても問い合わせが来ているので,Sugaentulusが終了したら,そちらに取りかからなくてはいけない.
検鏡はまだ終わっていないが,頭部に付加毛があることやmaxillary palpusの感覚毛が刺毛型であること,体表の皮孔の分布などが明らかになった.S女史が新属としたい種とは違う点も見出された.ついでに,Wenyingiaの形質についても問い合わせが来ているので,Sugaentulusが終了したら,そちらに取りかからなくてはいけない.