久しぶりに見たWenyingia ― 2010年10月11日
東京大学構内のサンプルと同時に,一緒に提供されていた長野県木曽町のものも処理した.両地点のサンプルの検鏡が終了し,それぞれ個人的には面白い結果が得られた.東京大学構内のものは別に報告する必要があるので,ここでは木曽のサンプルについて触れておく.
数種類か得られたが,関東では滅多に目にできないものが含まれている.特にWenyingia kurosai オンタケカマアシムシである.岐阜県御岳と群馬県元白根山の標本を基に記載されて種類であり,標高1700mを越える場所から見つかっていた.個人的には富山県から記録しているが,やはり高標高域であった.群馬県でもそれらしき標本が得られている(ただし標高はあまり高くない)が,標本の状態もあり種名確定まで至っていない.記録地点の多い種ではないが,それが出現した.標高も1000mを超えている地点である.
また,木曽をtype localityとするAcerentulus kisonis ミスジカマアシムシも出現した.この種もどこにでもというものではないので,久しぶりである.
数種類か得られたが,関東では滅多に目にできないものが含まれている.特にWenyingia kurosai オンタケカマアシムシである.岐阜県御岳と群馬県元白根山の標本を基に記載されて種類であり,標高1700mを越える場所から見つかっていた.個人的には富山県から記録しているが,やはり高標高域であった.群馬県でもそれらしき標本が得られている(ただし標高はあまり高くない)が,標本の状態もあり種名確定まで至っていない.記録地点の多い種ではないが,それが出現した.標高も1000mを超えている地点である.
また,木曽をtype localityとするAcerentulus kisonis ミスジカマアシムシも出現した.この種もどこにでもというものではないので,久しぶりである.