Acerentomon italicum に関する論文 ― 2015年12月10日
Galli他によるAcerentomon italicumに関する論文が届いた.
Redescription and review of the most abundant conehead in Italy: Acerentomon italicum Nosek, 1969 (`rotura: Acerentomidae)
by Galli, L., Bartel, D., Capurro, M., Pass. G., Sara, A., Shrubovychi, J. & Szucsich, N.
A4' on tergite VII は「x」で表記されている.今でもこの表記が使われるのだろうか.確認の必要あり.
Tarsus length の雌雄での差
各地点の資料を一緒にして解析したら違いは出ないだろう.1地点のサンプルのみで比較したらどうか.意外と差が出るような気がするのだが(以前から気になってはいたが,先にやられてしまった).
body lengthは各節の状況により変異が大きすぎるため,この分析には向かないだろう.
頭部付加毛 d6の評価
d6の有無が種の表徴とするのならば,B. morikawai やF. takanwanumも複数種の集合体になるな.これの扱いは難しい.d6を種を分ける表徴としてしまえば,それはそれで簡単なのかも(でもないか?).