20130617雑記2013年06月17日

・今日は週休日.当初の予定では標本を作りに行く予定であったが,久しぶりの晴れ間なので家の仕事少しと保険料の払い込み,昨夜実家から電話があったので夕方に行くことにして,予定を変更.

・家のことをやったりしていたら意外と時間が...午前中終了
・銀行経由で実家へ。帰りにちょっとした買い物
【図書】驟雨ノ町 ─ 居眠り磐音江戸双紙 15,佐伯泰英(著),双葉社 (双葉文庫)(読了)

図書「落ち葉の下の生きものとそのなかま」2013年06月17日

落ち葉の下の生きものとそのなかま (ずかん) [大型本]
ミミズくらぶ (著), 皆越 ようせい (写真) 
128ページ;  技術評論社; ISBN-10: 4774156914; ISBN-13: 978-4774156910

「ずかん」とひらがなで書かれているし,帯には「親子で楽しむ」とあるので,対象としては子供が主と考えて良いであろう.写真を眺めながら,解説を読むと,このようなムシに初めて接する人には役に立つと思う.ただし,土壌動物ではどの本でもそうだが,種名まで調べるのは無理で,**の仲間だと分かる程度と考えておくべきものだ.

この本では,これまで土壌動物としてあまり扱われていない(重要ではないと言うことではない),昆虫類,特にゴキブリやバッタ類,ハサミムシ,半翅類,甲虫類の幼虫,アリスアブの幼虫などが掲載されている.落ち葉の下の生きものでは,どうしてもトビムシやササラダニと言った小さなものに目が行きがちになるが,これらを扱っているのが,個人的には面白かった.また,アリはどうしてもアリとしてまとめられ別扱いされる傾向があるが,数ページを割いている.これも良い.

体のつくりの解説は役に立つだろう.「やわらかいもの」「あしがたくさんあるもの」「あしが6本のもの」と分けて解説してるあるのも,調べるときの役に立つと思う.生活様式のちょっとした解説も注意を惹くところだと思う.

やっぱり皆越さんの写真は素晴らしい.