トンデモ本の世界 ― 2011年02月15日
と学会・編の「トンデモ本の世界」という本をしばらく前に入手したので,少しずつ読み進めていたが,今日読了した.読んだのは1995年発行の最初の本だったようで,その後も多くの「トンデモ本」の解説本が出ているようだ.まあ,実にいろいろなトンデモ本が出ていることに感心してしまう.それがまた,版を重ねているとは....あとがきに氾濫するトンデモ本の対処として答えは一つ「笑い飛ばすのである」とある.確かそうなのだろうが,そのためには科学的知識が必要である.それだけの知識を持っているかと問われると,ちょっと不安がある.日本には,「トンデモ本」を批判的に読めるだけの科学リテラシーがあるのだろうか....