Nipponentomon in northern Asia2013年04月12日

New Nipponentomon species from northern Asia (Protura: Acerentomata, Nipponentomidae) by Bu, Wu,Shrubovych & Yin in  Zootaxa 3636 (4): 525-546.

Description of two new species, N. imadatei and N. taiga.
Redescription of N. heterothrixi.
Description based on Chinese specimens of N. bidentatum and N. nippon
A key for the world species.16種1亜種(uenoi uenoi とu. paucisetosumとしている) 

記載の様式が種により多少異なる.記載者が異なるので,仕方がないか.でも,最初の原稿よりは統一されているようには感じる.

tagiaのP0a on tergite I は不思議
poreが異なるのは,tergites II, III-V, VII だが,種の形質として本当に良いのか.uenoi でもタイプによって異なっているようなので,有効か?

N. bidentatumの原記載で「the head cheatotaxy, length of setae on the body, and porotaxy were not described in detail」とあるが,porotaxy は前種N. khabarovskenseと同じと記述し,前種で細かい記載してあるでは無いか.head chaetotaxy とlength of setaeは確かにそうだが,当時はheadのadditional setaeの油無くらいだろう.length も具体的な数値を出すのはどうなのかと思っていた時期.これらの形質や数値は最近提案されたもの.

N. heterothrixiは検討する必要がありそう.N. uenoiに近い種類.独立種だとすると,N. uenoiの各型の扱いにも影響があるか.

20130412雑記2013年04月12日

・昨日休んだので書類が山積みになっているかと心配していたが,総務担当Lもお休みだったので,心配したほどではなかった.上がってくる書類もそれほどではないので,今後このようだと良いなぁ~.
・ガビチョウがうるさいように囀っている

・昼の小散歩:コガモ.鳴き声は聞こえるけども,姿は見えない,ウグイスも以前と比べて鳴き交わしていたりして,数が多い.近くで鳴いているのだが,姿は見えない.ガビチョウもうるさく鳴いている.数羽藪の中に争うように飛んでいたのがそうらしい.シジュウカラ?
博物館前の道路にムラサキケマン,シロバナタンポポが咲いていた.シロバナタンポポはよく見ると,園庭にもあった.

・ミュージアムカレンダーと瀞の発送の手伝い.こういう作業をすると何となく落ち着く.

【図書】三匹のおっさん ふたたび,有川 浩 (著),文藝春秋(読み始め)