標本情報の発信に関する研究会 ― 2012年06月15日
今日,国立科学博物館で開催された自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会に参加した.今回のテーマは,観察データの取り扱い.
観察データはいろいろな面で利用できる・有効なのは理解できる.一方,誤同定の問題やデータの真偽,同定困難種の取り扱い等の課題も提示されていたが,そもそもの問題として,博物館としてどれだけの観察データが保管・管理,あるいはデータベース化されているのだろうか.残念ながら,当館では観察データはデータベース化どころか,その前の蓄積も十分ではない.他の博物館ではどうなのであろうか.この点が気になった.
観察データはいろいろな面で利用できる・有効なのは理解できる.一方,誤同定の問題やデータの真偽,同定困難種の取り扱い等の課題も提示されていたが,そもそもの問題として,博物館としてどれだけの観察データが保管・管理,あるいはデータベース化されているのだろうか.残念ながら,当館では観察データはデータベース化どころか,その前の蓄積も十分ではない.他の博物館ではどうなのであろうか.この点が気になった.