資料借用打ち合わせ2010年04月22日

今年の夏に土壌動物の企画展を行うが、その展示のためS大学のI先生を訪問し、資料の借用について相談した。ミミズは土壌の中で重要な役目を果たしているので、はずせない動物群である。まあ、今回の展示は多様性を中心に行う予定ではあるが。借用希望の資料はミミズ類で、特に関東地方最大のイイヅカミミズは借用したいものの一つである。実際に標本を見て、説明されるとなるほどと納得してしまう。でも、区別するのはやはり難しそうだ。イイヅカミミズのほかに、シーボルトミミズやハッタミミズなどを借用できることになった。

ミミズ類標本
写真はチューブに入っているミミズ標本.一番手前がイイヅカミミズ.

埼玉県の博物館関係の総会2010年04月23日

埼玉県博物館連絡協議会総会で大宮にある県立歴史と民俗の博物館に出向いた。私のところはブロックごとに分けられた地域のチーフ館なので、昨年度の活用報告をしなければいけない。最近の出張はほとんど会議のようなものだけである。

対馬の土産2010年04月24日

K博物館のIさんが対馬にガロアムシの調査に行った土産に,2地点の土壌をもらった.対馬は行ってみたい場所であるが,まだ行けていない.早速,簡易式のツルグレンにかけた.土,といっても腐植層の混じったところだが,網の上に広げると独特の香りがする.最近採集に全く出かけられず,久しぶりにかぐ腐植層の香りである.なんか懐かしい.しばらくして,ツルグレンをのぞいてみたら,トビムシやヒメミミズ,小さなワラジムシが落ちてきていた.果たしてProturaは出現するか.楽しみである.

reviewの依頼2010年04月26日

論文の reviewを依頼され,今日はそれにかかりっきりだった.何せ,研究者が少ないので,このような依頼が回ってくる.reviewは大変だが,勉強になるのは確かだ.

さて,今回の論文は新属新種の記載だが,日本固有属のSugaentulusによく似ている.Sugaentulusには1種しかおらず,今回の新属も1種のみなので,属の特徴と種の特徴の区別が難しい面がある.どう判断すべきかちょっと悩ましい.

スケジュール帳2010年04月28日

結構文房具好きである.また,一時は手帳関係にこっていた(今もか?).システム手帳や超整理手帳,PDAも使ったことがあるが,今はコクヨのシステミックでA5版のスケジュールノートとメモ用ノートの組み合わせである.スケジュールノートとしては,コクヨのキャンパスダイアリーを使っているが,このシステムにしたのが年度途中からだったのでフリータイプ.個人的には,メモ用ノートもあるので,キャンパスダイアリーのメモ部分は不要に感じていた.そろそろ使い終わるので次はどうしようかと考えていた.

今日,出張で大宮に出かけたとき,東急ハンズでナカバヤシのINCOMAという19ヶ月分のMonthly Schduleを見つけた.表紙が少し柔い感じはするが,まさにスケジュールだけで希望とぴったり.フリータイプなので月や日付は自分で記入しなくてはいけないが,一度が作成すれば一年半以上は持つ.また,土・日・祝日が仕事の私には,変に土日や祝日に色が付いているより,この方が使いやすい.週が月曜始まりというのも気に入った.ということで,使ってみることにした.